すべては思い込み。
そんな悟りを得ました。(嘘です)
これは教えてもらったこと。
般若心経でこんな言葉があります。
「色即是空 空即是色」
しきそくぜくう くうそくぜしき。
色=物体、現象、目に見えるもの。
空=想像、心、精神、意識、目に見えないもの。
『思考は現実化する』なんて本もありますが。
意識していること、思い込み。
それが現実になる。
現実は、意識や思い込み。
だとしたら??
その思い込みはどこからきたの?
そう、ぜんぶ過去の体験(見て、聴いて、感じたこと)から引きずってきたもの。
だとしたら、思い込みを作り直して、書き換え可能だよね。
なので、書き換えの訓練をしてます。
本題はここから。
書き換え対象は「競技場」です。
競技場は、私の中で超苦手なものの一つでした。
しみついてるんです。
レースをする場であり、練習をする場所。
きつい。
辛い。
苦しい。
プレッシャー。
追い込まなければならない。
走らなければ、走れなければならない。
過去そんな体験しかしてこなかったので、去年6年ぶりくらいに練習復帰してからはずっと、過度な緊張とストレス。
練習が終わるまで余裕がなくて話せない。
練習中も、身体はかたくて胸が苦しいし、足は動かなくなる。
怖さと不安でいっぱいでした。
旦那様がいなければ、復帰はできなかったでしょう。
だって、行くのが無理だったから。
去年は、さすがに「書き換えよう」までは余裕がなかった。
でも、もうそろそろ思い込みを造り変えたいと昨日、決心。
実は、怖くて不安なままだとあるメリットがあるんです。
甘えられる。(自分にも旦那さまにも)
気遣ってもらえる。(旦那さまに)
頼れる。(旦那さまを)
あと、練習が出来なくても言い訳にできる。
みたいな。
競技場へのトラウマ(もちろん、思い込みです)を抱えていると、享受できるメリットがあった。(メリットだというのも、実はただの思い込みです)
だから、抱えたまんまにしていたところがありました。
※色んなものごとに言えるんですよね。嫌われる勇気でもそんな話があった。
もちろん、過去の傷も深かったですよ。自分が思う以上に。
中学生の時から、一人で練習していて。
自分で自分にプレッシャーをかけていました。
走れなければならない。
追い込まなければならない。
走らなければ、苦しまなければ、きつくなければ強くはなれない。
速くなくちゃ、意味がない。
絶対にセッティングタイムで走れないとダメ。
誰かと一緒に練習したときには、負けたらダメ、弱い、バカにされる、なめられる、悔しい。
そんなことしかやってこなかった。
でももう、全く違う私として再スタートしたいから。
それは「思い込みだよ」と。自分に思い込ませ直す。
その時の調子で走ればいい。
心が追いつかなかったら、走らなくてもいい。
スピードを落としてもいい。
追い込まなくていい。
余裕があるままでいい。
みんなで楽しく。
そんな軽やかにゆるい感じでも、昨日なんと1000mのタイムが劇的にのびてた。
すごい。
自分でもびっくり。
今までが、「ただ頑張る」しかやってこなかっただけですね。
でも、いちばんは旦那さまのおかげ。
連れ戻してきてくれて、一緒に走ってくれて、引っ張ってくれて。
新しい考え方や走り方を教えてくれた。
ありがとう♡
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