6/17(土)開催のイベント『狼煙~NOROSHI』。
先日は旦那さまを交えて、Facebookの最後のライブ配信を行いました。(今回は私はいません(笑))
前回のはこちら!
演劇をやっていた時代もそうでしたが、半年くらいかけてじっくり、ゆっくり丁寧に育み形にしてきたものが、わずか1,2時間に全部凝縮される。
何でもそうですよね。スポーツだとそれが試合で、受験勉強は受験日で。資格の取得もそう。言語の習得も。オリンピックなんて4年かけてたった1度のレースに合わせるってね…
主催者である山田恭世さんは、「人が自分で自分を育む」というサポートを10年以上続けてきた方。アーティストでもあり、直近ではアート展を4日間開催していました。私はサポート役として一緒に3日間参加しました。
「30年間分の自分の人生の想いや経験を凝縮させたよう」とおっしゃっていましたが、来てくださる方は20年ぶりとか15年ぶりとかの方がたくさん。こんなに深く長い繋がりを持ってらっしゃるの、本当に素晴らしいなと感じています。
何かを「カタチ」にするとき、人は「どうやったら」という方法を求めがちです。「早くできるように」と、スピード感を求めすぎて急ぎ過ぎてしまいがちです。
「〇ヵ月でできるようになる!」「〇日で完成!」という手法が多く出回っていますが、本当はそんなこと出来ないのです。
じっくり、ゆっくり丁寧に育んだものこそ、一生ものになる。どこかで躓いても、土台がしっかりできているからこそ崩れないんだと、心から感じるこの頃です。
🍊Special Guest ジョン・ムーアさんからのメッセージ。
先日、メンバーとジョンさんが初顔合わせをし、ジョンさんから熱いメッセージをいただきました。
植物の視点から世界をとらえているジョンさん。
「人間とは話したくないんだよね」とズバッと言っちゃうのに、そこからはお茶目で優しいエネルギーも感じます。全然、嫌じゃないの。
「私が人の意識を変えようとか、そんなことは全く思っていない。自分が自分の先生である以外無いのだから」。自分のことは自分で。自分の人生を自分で、ただただ全うするだけだと言うジョンさん。
改めて、ジョンさんのご紹介とメッセージを送ります。
ジョンムーアは、教師、電通のコピーライター、patagoniaなど、様々な職歴を持っていますが、全て同じミッションのもと活動していました。
ジョンは幼少期から祖父母のもとで育ち、自ら種をまき食べるものを育て、自然と共にある生き方や、自らの力で人生を開拓していく術を享受してもらえました。
環境汚染や気候変動、生物多様性の危機など、持続可能な未来が危ぶまれるなか、私たちのアクションが問われています。
しかし、何をどこからスタートすれば良いのか?
そして、人間の本当の役割とはなんなのか?
サスティナビリティを具現化するためのヒントを、PLANTS RIGHTS植物の権利から紐解いていきます。
〈ジョンさんからのメッセージ〉
全ての人間は、
意識を目覚めさるために存在する。
言葉であり、想像であり。
あらゆる行動、
あらゆる瞬間が意識を高める。
意識を覚醒するのは、
呼吸をすることと同じように自然に行える。
もし、そうでなければ我々は
生きながら死んでいるようなものだ。
我々は意識を変化させる時、
有機的に身を捧げる。
植物たちがそうするように。
すなわち、植物の本質的な営みは、
人間の意識の基盤と言えるのだ。
PLANTS RIGHTSがなければ、
人間の本当の生き方はない。
🍊私があげた狼煙。
「自分の中の狼煙をあげる」。今回のイベントにはそんなテーマがあります。
「本当はやってみたいけれど…カタチにしたいけれど…」「本当はこんな想いがあって、言葉にしたいけれど…」なかなか踏み出せない一歩。
それがある方はきっと、このイベントで自分の中から湧きあがるものが何かあるんじゃないかな?と思っています。やさしく背中を押してくれるような感覚。
私にとってのそれは「走ること」。北海道マラソンに出ると決めてから半年。少しずつ少しずつ距離を伸ばし、体幹トレーニングもして…けれど、どうしてもできなかったのはポイント練習です。
自分がこなせる範囲で、スピードや距離を伸ばしたりして行うより強くなるためのトレーニング。
インターバルトレーニングとか、距離走とか。現役時代は一人で超がんばって走り込みしていたのですが、だからこそ踏み切れませんでした。
身体が拒否反応を起こしてしまいます。緊張で強張ってしまう。「もうあんなに辛くて苦しい練習をするのは嫌だ」と。
それに、特にトラック競技で花開いた私にとっては、トラックでの練習は当時を嫌でも思い出します。酸いも甘いも。苦い思い出の方が大きいし、走れていた頃の自分と今の自分の雲泥の差に愕然としてしまう。
けれども、ようやく踏み出せるところまで来ました。5月にようやく一人で距離走。今週にようやく、一人でトラック練習。
距離走はまだ良かったけど、トラック練習はもう、もう、しんどかったぁ…
練習の純粋なキツさじゃなくって、緊張と怖さと不安とでごっちゃになった身体と共に走るのがしんどかった。
過去には押し殺していた感情も身体の反応も全部全部受け止めて走りました。家に帰った後は反動でぐったり。2時間寝込みました(笑)
でもね、本当に良かった。一歩を踏み出せて。私にとってはものすごいチャレンジができた。自分を今でも褒めています。
結論、走るのはキツくてしんどい。辛い。でも、そういう身体の反応をちゃんと感じてやるのが練習。
「気持ち良いとしんどいの、ちょうどいいバランスを見つけてやるのが大事だよ」
「2,3日たった後にもう一回同じ練習ができる。そういう心身の状態の負荷でやるんだよ」
練習報告後の、旦那さまの有難いお言葉です。
🍊無駄なことほど、人間らしい。
今回のイベントもそう。走ることだってそう。「やって何の意味があるの?」って言われたら「意味なんてない」のです。無駄だと思います(笑)だって、生産性とか、効率とか…そんなものないもん。
でもその「無駄」が人間らしいのだと私は思います。
失敗しても成功しても大丈夫。ぜんぶ同じく「無駄」。
だけどそこに意味を見出すのが「私らしさ」。「あなたらしさ」。
「何か、気にはなっているんだけど…」「どうしようかな…」チラッと陰から見ている方。斜めからのぞいている方。そう感じている方はぜひ。
自分の中の「何か」が反応している証拠だから。その「何か」にゆだねてみてください。
リアルがハードルが高ければ、オンライン配信もアーカイブ配信もありますので、一人でコソッと見ることも出来ちゃいます。
できたら、リアルでお会いしてお話したいな。
アメブロにも似たようなこと綴っていますので、こちらも。
では、本番をドキドキしながら、でも楽しんできます。
会場でお会いできるのを楽しみにしております。
狼煙~NOROSHI~ご案内
▼ご案内ページ
https://noroshi.hp.peraichi.com/
▼日時
2023/6/17〔Sat〕
・Open 11:15~
・Start 11:45~14:15終演予定
▼会場
代官山『晴れたら空に豆まいて』
東京都渋谷区代官山町20-20
モンシェリー代官山B2
http://haremame.com/schedule/74918/
▼Ticket
▷リアル開場
・4,400円(税込)+1Drink制(600円~)
※お食事も別途オーダーできます
※70席限定
▷オンライン
・3,300円(税込)
※チケットを購入された方全員に後日アーカイブを配布。
(視聴期間 2週間)
▼チケット予約
https://noroshi0617.peatix.com/
***Schedule***
11:45―Opening―
・Crystal Bowl Sound Healing
Nana×山田 恭世
・Opening Song 彩雲×井元 玲子
12:00―Talk Live―
・Guest1 山田 恭世×石﨑 智己
・Guest2 山田 恭世×ジョン・ムーア
・Moderator 竹内 友里
13:40―Live Sound―
・Vocal ゆきいろ & Mutsumi
・Music 頓所 謙士