ひとり旅して参りました。
千葉の富津。
2/18(日)に走る鋸山トレランレースに参加するための前泊。
旦那さまは青梅マラソンの30kに出ましたが、私はな~んか一人でトレランに出たいなぁと思ったんです。
一泊二日の2日間でしたが、とっても素敵なあたたかい時間を過ごしました。
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🍊人生初の『はかりめ丼』
前日はたっぷりエネルギーを蓄えよう!ということで、ちょっと贅沢に地元の有名なお店へ。
いそね寿司さん。
地元料理『はかりめ丼』を食べました。
「はかりめ」とは穴子のこと。こちらの方ではそう呼ぶのだそうな。
いそねさんは、出川哲朗の「充電させてもらえませんか?」でも立ち寄った場所でした。
はかりめ丼……食べてビックリ!
穴子ってこんなにふわっふわでやわらかいの?知らなかった……
あの回転寿司屋の硬い穴子しか知らなかった。
ゆっくり味わっていただきました。
いそねさんは料理だけじゃありません。一番素敵だったのはあたたかさ。
店主さんをはじめ、お店の皆さんのあたたかさ。
心くばりと気くばりのおもてなしに心も身体も満たされました。
お客さんがみな口々に、直接感謝と美味しかったと言葉を伝えて帰られるんですよ。
自然と湧いてくるんです。
本当に素敵なお店。お近くに旅した際にはぜひ。
🍊鋸山トレランレース全貌
前泊って楽だなぁ。朝はゆっくり起きて大会会場の旧金谷小学校へ。
廃校をこうした形で利用するの、良いなぁって感じました。
体育館でたくさんのお店が出店していて。
教室が更衣室や荷物預かりの場になっていて。
その他の教室でも催し物が拓かれたり。
トレランって会場がいつもお祭りになるんですよね。走り終わっても楽しめるのが好き。
さて、今回のトレランは11㌔のコース。シングルの部と私のダブルの部がある内の私はダブル。
スタートしてから私はいつものごとく自重(笑)
登りをしっかり歩く集団と一緒にぞろぞろ登る。
これがもどかしいんだけど、最後の方に脚がどれだけ残るか分からん…
やっぱり結果的に正解でした☆
コースの後半がなが~い砂利道の下り坂なんですが、そこで前を走っていた女性二人を追い越す。
後ろから来るなんて思ってもみなかったんでしょう。ペースをあげて付いてこられた時はちょっとイヤでした(笑)
でも、私の走りをするだけ!と決めてそのまま2周目へ。
2周目は出し惜しみしない。登りで後続が誰もいなくなってひとり旅。
鋸山の特徴である、石の階段と岩場と木の根が張り巡らされているコース。
そして、山から見える海。
どれも楽しかった~!
ラストの砂利道下りはこれがキツいんです……やっぱりかぁと思いながらも「いや、さすがに距離伸びてない?」と感じる下りは脚が終わりました。
で終わっちゃったので、盛大にコケました(笑)
現在、痛々しい深い擦り傷になっております。やれやれ。
最後まで走りきって2位でございました。
🍊不思議な感覚の2位。
走り終わった後は、粛々と傷口を洗って絆創膏やらガーゼやらで保護。
旦那さまからもらったC3fit(シースリーフィット)のロングタイツ、膝部分が見事に破れちゃった…
表彰式で壇上に上がったけど、なんだろうか。不思議な感覚。
場違いな場所にいるような。
みんな、ランナーだよね。ただ、走っている人たちだよね。
その中で速さと順位を決める、と。
当たり前すぎて全くなんとも思わなかったこの仕組み。
不思議なことに不思議に感じちゃいました。
私は走っている最中が一番幸せで喜び。
山を走る。
景色を眺める。
一緒に駆け抜けるランナーと話ながら走る。
応援してくれる人やすれ違う人と応答する。
そういう瞬間が楽しい。
もちろん、速く軽々と走りたい。
だから練習もする。
けど、それだけ。
私の中で「気持ちよい速さ」で走れるようになりたいだけ。
大会……もうしばらくいいや。お腹いっぱいだ。
それを捉えるためのひとり旅だったのだと感じています。
毎日の走りを、もっともっと感じて受け取って楽しく走ろう♪
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