前回の件で、自分に対して手ひどくやってしまった私。
そんな軽い鬱状態の時、面白い体験をしたので書いてみます。
自らすべて「捨てよう」とする。
落ちている時って自分の長所は皆無になって「こんな私が生きてていいのか」っていう状態になりました。
私という存在はなに一つ変わらないのに、自分自身で自分を地の底まで下げる。
挙句に思ったのは「離婚した方がいいよな」。
こんな私が一緒にいても迷惑かけるだけだし。
何にもできない無能だし。
今後も絶対うまく行かないし。
私と一緒にいないほうが良いよね。
いま振り返っても実に面白いです(笑)
このプロセスを説明しないままいきなり「別れよう」とか言っちゃったらもう、大混乱ですよ。
自分から手放そうとする、そのからくりとは
これってけっこう、たくさんの人が無意識でやりがちな思考だと思います。
「幸せになりたい」と言いながら「幸せにならない」。
受け取っちゃったら、得てしまったら、そうなってしまったら…都合が悪いのです。
不安で怖いのです。
失うかもしれないから。
無くすかもしれなから。
自信がないから。
うまく行かないかもしれないから。
自分と向き合うのが嫌だから。
到達しちゃうとつまらないから。
だったら、自ら受け取らない。
だったら、自分から手放す。
探しているふう、頑張っているふうにする。
頑張ってる時って「私、頑張ってる!」って快感はものすごいあります。
あと、自分から不幸になりにいくと「悲劇のヒロイン」として共感されやすい。
何にしても「承認欲求」なのかな。
全部、自分で生み出して自分で演じているだけなのです。
誰かのせい、環境のせい、ではなく。
どんな時でも「旦那さまはイタコ」。
旦那まさにはもちろん、言っていませんが!
ぐるぐるするときって、事情聴取みたい。取調室で自分で自分を詰問する。
本当…私は自分にやさしくないなぁ。
それでこういう時って、必ず天からのお言葉がいただけます。
下ろしてくれるのは旦那さま。
「なっちゃんに会わせたい人がいるんだよね」
お?どんな人だろう…
「超お金持ちの旦那さんに愛されてる奥さん。『私の仕事はお金を使うことです』って、徹底してるの。すごいんだよー。
でも、分かるんだよね。愛されてる理由。いつも笑顔で、明るくて、とっても美人。旦那さんのことを一番に考えてるから」
うん。うん。
それを聞いて「ああそうだった」。
そういう女性がいるのを知っていて、私も会いたいと思っていた。
だって私は「そういう女性になりたい」から。
私が顕在意識で憧れていたのは「自分でめっちゃ稼ぐ女性」。
かっこよくて、私もそうなろうとしようとしてたことがあったんです。
でも、実際は真逆だった。
今の私がそれを証明してる。
「溺愛される、あげまん女性」になりたかっただけ。
潜在意識の声を、旦那さまが代弁してくれた。
「だから、なっちゃんはそれでいいんだよ。遊ぶお金はそんなにないけど、ちょっと贅沢できるくらいならあるんだから」
はぁ…
力が抜けた瞬間でした。
本当にこの人は…イタコ(シャーマン)なのだろうか。
結局、それでよかった
旦那さまのお言葉で、次の日私は電池が切れたように半日以上寝ていました。
そんな私に「寝なさい」とやさしく言葉をかけてくれて、おいしい珈琲を入れてくれる旦那さまのあたたかさよ…
ずっと続いて止まらなかった生理もようやく終わった。
それで、結局ぐるっと2週か3週くらい周って辿り着いたのが「私は結局、私のまんまでいい」。
自分を苦しめてまで、何かを無理に変えようとするのではなく。
本当の本当はどうありたいのか。
本当の本当はどうしたいのか。
そこさえ見失わずにいれば、ぶれずにいれば、必ず応援される。
困ることはなんにも無い。
恐れることも、不安になることも。
変な方向に行くことも、変な出来事が起きることもない。
ただただシンプルに「私に誠実である」こと。
そのうえで、でも「こうしたい」を追求する。
わたしはもっともっとシンプルに、ただ幸せー!って笑っていたいだけ。
それでいいのだ。
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