なぜ北海道マラソン？きっかけや練習を振り返る。

スポンサーリンク
「走ること」あれこれ。
スポンサーリンク

北海道マラソン4日前になりました。

先日、8月の昭和記念公園パークフィットネス『ランニング基礎』を開催。

『8月の昭和記念公園パークフィットネス開催！』
今月も開催ランニング基礎トレーニング初参加の方が3名、常連さん2名の5名での開催です✨「タイムが伸び悩んでいる」「これから初めて大会に出たい」と幅広い層の皆さ…
ameblo.jp

詳しくはアメブロのレポートを見てくださ～い！

パークフィットネスの常連さんは、私が北海道マラソンにチャレンジすることを知っているので「今日の参加をどうしようかな～って思ってたけど、仕上がりも見たいなって」と気にかけてくださいました♡

本当に有り難いです✨✨

リスタートのサポートスタッフとして、人生の先輩方と一緒に走れていたり、パークフィットネスも任せていただいたり。

「走ること」を多角的な視点から、より客観的に見直す機会をいただいている。

マラソンにチャレンジするにあたり、私の大きな大きな力になっています。

🍊なぜ北海道マラソン？

そもそも、なんでマラソンにチャレンジしたくなったのか。今になって、そこのところを整理したくなりました。

理由は3つほどあります。

１つは「走ることにもう一度、真っ直ぐに向き合おう」と思ったから。

今までずっと「ランナー」に対して拗ねている私がいました。それはシンプルに、過去の現役時代の私自身を嫌悪していたから。ものすごくナナメから、ひねくれた見方をしていたんですね。

あまりに辛くて苦しくて嫌な思い出であり、選択を間違えたと思い込んでいたから。

真っ正面から、何の曇りもなく「ちゃんと」見ることが出来ていませんでした。そしてそな私自身に対して、いつまでも払拭できない「モヤモヤ」をずっと抱えていたんです。

以前の記事で書いた、「走ることを通じて過去の私を迎えに行きたかった」ということになります。

「わたし」を迎えに行くー過去の自分を受け入れられるようになった履歴書。
「脚が引き締まったね」 そう言われてめちゃ嬉しい最近の私です。順調に走り続けられている証拠でもあるし✨ 決して無理せず、ペースも上げず、地道に積み重ねてゆく。走ること以外にも筋力トレーニングや体幹トレーニング、そしてケアやストレッチも日々し...
natsumi-kan.com
2023.07.08

2つ目は「私がしたいことを、ちゃんとやらせてあげたい」から。

素直に一生懸命、私がやりたいことをやらせてあげること。

今でもそうですが、私は自分で自分の扉を閉める癖があります。

「やりたいけど、○○だし難しいよね」「どうせ無理だよね～」って、自分で言いながらピシャっと可能性を閉じる。

その内の大きなウェイトを占めるのが、「走ること」です。

本当はもっと走りたいし、実は自己ベスト更新だって本当はしたいんだ。

その気持ちをごまかして、「また苦しい思いをするのは…」「頑張って努力するのは…」「挑戦しても無理だったら…」。何か勝手にブレーキをかけていた。

もうそれに嫌気が差しちゃった(笑)

もーグズグズするのはいいだろう！やろうよ！って。

無理矢理決めるでもなく、なんだかそういう感じになれたのは自然で良かったなと思っています。

最後は「女性としての生き方」の可能性を考えたから。

主に「出産」のことです。子供を産むこと。親になること。私はそれに対する拒絶反応が強いのです。

「生活が子供中心になるし」「ストレス以外の何モノでもないし」「身体と体力を戻すのが大変だし」「子供が産まれたら走れないし」「自分の時間が取れないし」「自分のことで精一杯なのに、親になるとか絶対無理だし」「余裕がなくなってダメになるのが目に見える」とかとか。（いくらでも出てくるよ(笑)）

マイナス面しか見えていません。プラス面があるとは思えない。私の周りにいる女性陣は全員幸せな家庭を築いていて、その姿を見ているにも関わらず…ね。

ネックになっていたのはやっぱり「走ること」。私は自由に自分の好きな時間に、好きなように走りたいし、トレーニングしたいの。

それが出来なくなると思うと嫌で嫌で。（工夫すれば出来なくはないのかもしれないけど、、）

それでも、子供を産むことはずっと引っ掛かっていた。その話題にいつも心がざわつく。

現在、世界陸上ブダペストが開催されていますが、出産後も女性として輝き活躍している美しいアスリートがやっぱり、一番素敵だと私は感じるのです。

日本では寺田明日香選手や、海外ではシェリー＝アン・フレーザー＝プライス選手。

引退されましたが、アリソン・フェリックスさんは大好きです♡走りも生き方も美しい！

ということはやっぱり「子供がいる人生もいいんじゃないか」と、どこかで思う私がいるということ。

そうでなきゃ、こんなに迷うことはないもの。

じゃあその判断は早い方がいい。だってもう33歳。高齢出産になる。

…ということで、その前に思いっきり走っとこう！走りきれただけで達成感があるやつ。タイムを気にしないやつ。

つまりマラソンしかない！

かつ、頑張りすぎないためにタイムを狙うことが条件的に厳しいのは夏マラソン！

ということで、北海道マラソンに決めました。

🍊コーチは旦那さま。その練習内容。

私は過去2回だけフルマラソンを走ったことがあります。もう7年以上も前だけど。

マラソンの練習が少しも分からないくせに、自分で考えた練習を一人でやって…のレースでした。

もちろん、後半失速し過ぎてめちゃキツかったのを覚えております。

そもそも、練習の基本的な考え方も知らない素人の私。「設定タイムは厳しめに、なるべく速く長い距離を頑張って追い込む」みたいな感じでやってきました。ホントお恥ずかしい。

でも今回、強力なコーチが常に隣におります。そう、旦那さまです！

彼は、「エリートランナー」の部類の人ではありません。経歴を聞いても、中学の頃は1500mを6’かかるくらいの走力から始まっています。

それが、今はベストタイムは1500mで4’30切れるし、5000mで15’台を出してます。しかも35歳くらいの時。

「もともと速くない」人が、自分でトレーニングを勉強して実践して工夫して、自分仕様に変化させ、コツコツ積み重ねて今に至る。その結晶が彼。

ベースがものすごくしっかりしているんです。再現性、汎用性があって説得力もある。だからこそ全面的に信頼しています。

メニューは元より、練習の考え方をたくさん聞きました。

その中での私のテーマはたったひとつだったと言えます。

とにかく「追い込まないこと」「余裕を持ったペースで練習を続けること」。

具体的には、トラック練習に特殊なトラウマがあったので、「少しだけキツさはあるけどできる」ペースで走る。

1000mのインターバルなら4’00″。それ以上は上げません。本数も5本とか最低限。

距離走はランナー界隈の信仰(笑)である30k走はやらず、24kmまで。この先まだ走れるよ～という余力があるペースで。今の私はキロ5’00″切るくらいがちょうどいい。

「こんなペースでいいんだ」「この距離でもいいんだ」という感覚は、練習に対する抵抗感を軽減させてくれました。

後は、フィジカルトレーニング。これも超重要です。

例えばもっと走り込みたい（30k走やりたいとか、インターバルのペースと量を増やしたいとか）と思ったとて。「そもそも、その練習をしても故障しない身体が出来てるの？」という点は、抜けがちではないかと思うのです。

要は走れる身体のベースが出来ているのかどうか。

故障無く走り続けることができる身体作りをするには、走るトレーニングだけでは無理。

筋力トレーニング、体幹トレーニングは必須。

とはいっても、重いものを持ち上げるとかそういうことはしませんでした。最初の頃は、YouTubeのMARIKO先生の動画で体幹トレーニングやヨガを。

（この人オッソロシイんですよ。この細さで完璧な姿勢でハードトレーニングできるんだもん。トップアスリートでも難しいと思う…）

ある時期から、走りに繋げるトレーニングとして『BCTトレーニング』を毎日やり始めました。


『ベースコントロールトレーニング』。走りにつなげるための体幹トレーニングという感じです。箱根駅伝強豪の日体大の選手がやっているもの。旦那さまは、このトレーニングを継続して3ヵ月でかなり走りが変わったことを実感したそうです。

私はまだ初めて1ヶ月ほど。でも、走る時の感覚…無理せず進める、身体の使い方がスムーズになってきている？という僅かな変化を感じています。

🍊メタスピード履いてみた。後は、走るのみ。

レース用シューズはこれです。遂に手に入れました、アシックスのメタスピードスカイ☆彡


アシックスアウトレットにて購入。いわゆる上級者向けのシューズって、大衆向けのスポーツショップには売ってないんですね…

ヒマラヤとか、スポーツオーソリティには売っていませんでした。（てっきり売ってるだろうと思って、3店舗くらい回っちゃった）

私は足型はアシックスが合っていて、中学の時は懐かしのターサーを愛用していました。最近はシューズ難民になってましたけど。


ランナー界隈で「メタスピード良い！！」ってすごく聞くので、マラソンでレース用シューズを履くならメタスピード履きたいな～って、憧れてた！

でも、私に履きこなせるのか全く自信がありません(笑)

そもそも、厚底シューズやカーボンプレート入りシューズなんて、ちゃんと身体作りや脚作りをやってきた「シリアスランナー」や「トップアスリート」じゃないと履きこなせないよね？って思ってます。故障リスクがあるし、もし履けても、シューズの性能を活かせるの？って。

でもまぁ…やっぱり履いてみたいよね！！

この前、慣らしで履いてみた衝撃たるや…

自分の感覚よりも1km単位10秒くらい、速いペースで楽に走れる。

普段のジョグや距離走はエボライドスピードを使っているのですが、履き替えた後のエボライドスピードが「あれ？潰れてる…？」と思うくらいペラペラに感じました。


こっわ！！！

これに慣れちゃあアカンよと心底痛感しましたよ。それと同時に、こんな高性能シューズを作れる技術に感服です…

今年1月からスイッチを入れたマラソン練習。

4月まではジョグと流しのみ。ポイント練習を始めたのは5月末から。

ゆるく淡々と練習を繰り返してさて、どんな42.195kmになるかなぁ。

もはや初フルマラソンです！くらいの気持ちでかなりソワソワ中の今週です……

完走することがまず目標。あわよくば3時間20分切れたらなぁとか…とか…

走り終わったあと、果たして「産休」の心持ちになるのかも不明。

分からないことだらけですが、とにかく気持ち良く走ってきたい。それだけです☺️

また胸中はつらつら書いて行きまーす。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました