私の生理遍歴。

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「女性」を知るヒント
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生理痛が痛いです。(頭痛が痛いみたいな)

こんな痛いのは久しぶりですが、そりゃそうだ。

生理というのは1か月周期で来るので、『1か月間の通知表』みたいなものだと思っています。

先月は仕事の引継ぎで超ストレスだったし、自分の内面も変化があったり…そりゃ痛くなりますわな。

一種の浄化みたいな感覚でいます。

命を育める場所だから。

そこが、生まれ変わるということでもある。

自分の身体に起こっていること。それは真摯に受け止めたい。

自分自身を受け止めるってことだから。

身体の声は、心よりも正直で素直です。

以前は真逆の思想で「生理なんかこなくていいや」「こない方が楽」という、今となってはけしからん考えでした。

そんな私の生理遍歴を生理痛を感じながら書きます。

🍊全くこなかった生理

結論から言うと私、結局生理はこなかったので産婦人科へ行って、18歳で強制開始でした。

早い人だと初潮は小学校高学年とかですよね。私も早熟な子を小学校で見てはいました。

胸も明らかに大きいし、体つきがまさに「女性」へと変化している。

小学校6年生の時、私は水泳を超がんばっていました。

選手育成コースに入ったので、一日5キロ近く泳ぐ日も。

小学校が終わり、その足でスイミングスクールに行く。数時間みっちり泳ぎこみ。その毎日。

中学校に入ると、今度は陸上競技を本格的に初めたので水泳との二刀流。

競技漬けの毎日。

水泳の朝練⇒遅刻間際に中学校へ登校。

放課後は部活で走り込み、帰宅後は水泳へ…

さすがに陸上競技で全国大会に出だした後は、陸上の方へ専念しだしましたが。

それでも毎日走り込みしていました。

高校受験で一時休止し、5kgくらい太ったかな。それでも生理はこず。

高校時代は毎日走りこんでいたし、中学校の時よりもかなり食事制限をしていました。

とにかく太らないように、と。

朝練の時、顧問の先生の真ん前で体重を計ったりとかね。そりゃ意識しすぎるくらいしますよね。

高校3年間が終わり、大学受験では10kg近く体重増加。

でも、生理はこない。

🍊楽観視していた私。真逆の母。

生理のことなんか頭の片隅にもありませんでした。

こないならこなくていいや~って。

でも、母親は逆。超心配。(そりゃ心配しますよね)

突然、「産婦人科で診てもらうよ」と連れていかれました。

エコーで診てもらって「きれいな子宮ですね」と言われたことを、めっちゃ覚えています。

身体は過酷なスポーツの中でもちゃんと発達していた。

でもこなかったのは、精神的な理由から。

女性性完全Off。

たぶん、無意識にストップをかけていたんだと思います。(本来の生物学的な「女性」の役割と、真逆のことをやっていたわけですからね)

飲み薬かなんか処方してもらって、「2週間後にきますからね~」とか言われたっけ…?

で、本当にちゃんときました(笑)

🍊しかしまた…

大学時代はストレスで来なかった月もあったけれど、一応はきていた気がします。

でも、会社員時代(実業団時代)。

高校時代なみにしぼりました。高校よりも体重低かったんじゃないかな…?

そうしたらまあ、止まりますよね…

1年半か2年くらい止まっていたのですが、向き合うきっかけになったのは原因不明のスランプ。

身体から疲れが取れない。走れなくなった。

グアムのマラソン大会に行った前後のこと。

私は血は超健康なので、貧血でもない。

そうしたら先輩から「生理きてる?」と。

きてないという話をしたら、「絶対診てもらいなよ」って。

オリンピック強化指定選手だった先輩だったこともあり、言葉に説得力があった。

なんだかすんなりその言葉を受け入れられました。

その後、また飲み薬とか処方してもらったらきました。

これ以降、乱れたりはするけれど止まったことはありません。

26歳ごろのことでした。

🍊生理に対しての考え方

2回目に診てもらった際、「スポーツ選手の無月経」という異常な現状を深刻にとらえていた女性の方だったので、そこで色々と教えていただきました。

例えば、マラソンで金メダルを取った女性選手たちは月経がちゃんと来ていたこと。

無月経による骨密度の低下で、疲労骨折の確率が高まること。

貧血にもなりやすくなること。

心身のバランスが乱れて、パフォーマンスに影響を与えること。

見えないところで必ず不調が起きている。

「生理」はこないと楽だというのはすっごく分かります。

「性」に関わることでもあり、デリケートな部分だと承知で私個人の考えを言うと「生理」を忌み嫌うことは、自分の身体と向き合うことから逃げることでもあり、何より自分の身体をぞんざいに扱うこと。大切にしていないということと同意義だということ。

自分自身のアイデンティティとか、自分自身との向き合い方にも密接に影響するなと感じています。

🍊「女性」という自分と向き合うへ。

今まで本当に私は、身体をただひたすら「追い込み」「酷使する」ことしかしていませんでした。

マッサージとかエステに行ったって、ただの対処療法。その場しのぎです。

私は私という存在をもっと知りたい。もっと丁寧に見てあげたい。

そう思えたきっかけの一つは「演劇」でした。

美しさこそすべて&化粧が濃い&旦那に愛されることだけが生きがい、みたいな役を演じることになったんですよ。

私とは真逆です。

演劇数か月前の、はじめてのプロフィール写真撮影時。メイクは友人にやってもらった。

恋愛の「れ」の字も知らないし、化粧なんてしないし、ファッションや美容になんて興味がなかった当時の私。

「女性って何?」から始まり、西川らむさんとの出逢いから「Boudoir」撮影を決め。

voice-natsumi | Rumboudoir

その時に生理も含めて「女性という自分と向き合う」ことを初めてやった。

それから、SEXのこと。膣のこと。パートナーシップのこと。

恋愛経験ゼロ、思春期を経験しなかった私は、30代になってようやく自分なりに向き合って…今に至ります。

🍊生理痛があっても、自分の身体は愛おしい

女性器は神社に例えられるのだそうです。

お参道=お産道。

お宮=子宮。

詳しいことは分からないけど、生理をただの「女性としての生物学的な仕組み」として機能的に捉えるんではなくて、もっと広く感覚的な捉え方をしていいんじゃないかな?と今は思っています。

生命を育める場所を持っているということ。それは言葉にできないくらい神秘的だなって。

…話が壮大になってきた(笑)。生理のことってつき詰めると話が広がっちゃう。

私の生理遍歴というか、もはや女性遍歴ですね。

だから今がある。

言いたいことは、忌避せずに自分の身体を丁寧に見よう。

そして整えよう。

そうすることで、何倍も力が発揮できるようになるんじゃないかな。自分自身で実験中です。

生理も含めてみないようにしているものを「OK」すると結構、自分の身体が愛おしくなっています。

生理痛は、ある時はまあしんどいけども。

骨盤底筋/膣のうるおいにはヨニエッグ、会陰マッサージ等も取り入れていますが、ちょっとさぼり気味…

布ナプキンも、デリケートゾーンの肌にはいいみたいだけどまだ取り入れてない。

…子宮を労わるって方法ならたくさんある。まずは意識からですね。

走りながら、女を楽しむんだ。

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ヨニエッグはYUKOさんの『Yoni Prema(ヨニプレマ)』

YONI PREMA |ヨニエッグとヨニケアで自然な健康習慣
Yoni premaは、人間と地球は同じと考え、できるかぎり自然と安心に基づいた高品質の商品を扱っています。ヨニエッグやケア商品を通して、女性が女性であること(自分が自分自身でいること)を全肯定し、自信と自己愛に満ちる道をお供します。

膣マッサージの本は、たつのゆりこさんの『ちつのトリセツ』をご参照ください。


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2023年は初めてしっかり生理と共に、マラソンのトレーニングをやっていくのでそれも楽しみです。

以上、私の生理遍歴ならぬ、女性遍歴でした。

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