バランスって、難しいな。
事あるごとに、そんなことを感じています。
わがままと、気遣いのバランスとか。
人に頼ることと、自分でやることのバランスとか。
何かを好きなことと、依存することのバランスとか。
どんな人に対しても、上にも下にも見過ぎないバランスとか。
自由について先日書きましたが、さらに深彫りしてみます。
🍊「自由」の「由」とは?
「由」の意味で一番しっくり来たのはこれです。
①よりどころ。いわれ。わけ。「由来」「由緒」「理由」 ②よる。もとづく。
自らをよりどころにする。
自らにもとづく。
これって、じゃあどういうことなの?
自分がよりどころということは、よほど「自分の軸」がしっかりしていないと、とたんにブレブレになるってことですよね。
ブレブレ状態が、いわゆるただの「ワガママ」なのかもしれません。
🍊自分のアンカーを深くおろす
個人的な感覚として「好きなことを仕事にしたがる」傾向が最近はあるのかな?と思います。
でもそうするとどうしても…「結果を出さなければならない」というところに行ってしまう。
よほど自分の軸がしっかりしていないと、好きじゃなくなっちゃいます。
好きなこと=結果が出ようが出まいが好き。
自分の中心にそれがしっかりあれば、こじれることはない。バランスが崩れることもない。
私の例でいうと、会社名を背負って走るのが苦しい。責任ばっかりのしかかってくる、ということになる。
それが、好きなことで仕事をするなんて不可能だ。難しい。という理由の一つ。
自由の意味は、自分をよりどころにする、自分にもとづく。
だから、自分の軸=アンカーを深くしていく、沈めていく。
そのアンカーが無いから嫌いになっちゃうんですね、きっと。
🍊いくら揺れても大丈夫。
アンカーがしっかりしていればいるほど、表面上がどんなに揺れても大丈夫。
船が波や風に揺らされようとも、アンカーが深く深く根ざしていれば沈没しないことと同じように。
木や花が表面は風や雨で揺れるけれども、根を深く張っているから倒れることは無いのと同じように。
直立不動だと折れてしまう。そうではなく、自然と揺れるに任せる。揺れることが自然。
アンカーや根は見えない。見えないものが何よりも大切。
だから「目に見えないもの」が一番大切なんだ。
私は自分のアンカーを下すことをせず、旦那さまにアンカーを求めていました。
旦那さまにぶら下がるっていう。
そんなの、二人とも溺れて沈みますよ(笑)私がしがみつくから。
自分もやらないし、自分もそれを引き受けない。
誰のことも背負わないし、背負わせてもいけない。
自分のことは自分で背負う。
外側に、自分のよりどころを求めない。
でも、それは「一人で」「孤独で」「誰にも頼らず」ということとは違う。(それじゃ極端すぎる。ゼロか百かみたいな)
やっぱり、バランス。
そしてやっぱり、すべては自分で決められる。
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