本日は走るのをお休み。
1日も休んでない私に「大人は休まないと怪我するよ。なっちゃんはそれでも走るんだろうけど。ま、痛い目を見るんだろうねぇ」と旦那さまにぼそぼそ言われて、素直に従ってみました(笑)
今まで「走ることが心の安定剤」。走らないと太る、走らないと不安、なにもやる気が出ない…など依存傾向がありました。
だから休みはいつも強制ストップ(身体が壊れるか心が折れるか)。こういう日を「意識的に」取り入れた記憶がほぼない…あぁ…
今日休んでみた感覚としては、罪悪感や不安はありませんでした。その代わりに車の掃除をしたり洗濯干したり。脚休めしつつも屋内での補強(筋トレ)はじっくりと。
本音はちょっと物足りなさも感じつつ…走ること以外に時間を費やす時間も大切ですね。
🍊野口みずきさんの言葉
最近、M高史さんのラジオを聴いています。
ものまねアスリート芸人のM高史さんが、ランナーを中心として対談&インタビューをする形式。
そうそうたる顔ぶれなんですよ。オリンピックで活躍された選手。市民ランナー界のレジェンドなど。(過去のラインナップ見て超ビックリしました(笑))
色んな人の価値観が知れるので「走ること」のリハビリに聞いております。(M高史さん、ありがとう!)
そんな中で、野口みずきさんのインタビューでの言葉で印象に残ったものがありました。
ランナー特有の故障である「ぬけぬけ病」。それが起因となり引退の流れとなった野口さん。それについて、
「現役時代は悔いはない。まさに足が壊れるまで走れたから。有言実行できた」
実業団に入社時に野口さんは「足が壊れるまで走りたい」と言ったそうです。
まさにその通りに走れたというこの言葉。私は思いました。「だからか」。
だから脚が壊れたんだな、と。
🍊言霊の力
これを旦那に話すと「言霊なんだよね」。
「例えば、会社で『人に嫌われてもいいから自分の言いたいことを言う。嫌われ役になる』と言った人がいるとする。本当にその通りになるんだよ」。
「本当は、嫌われなくたってやり方はいくらでもある」とも。
自分の言葉は自分が一番聴いている。自分の行動や未来を決めるほどに。
ましてやオリンピックで金メダルとる人の言葉、とてつもない力を持っていたのは言うまでもありません。
有言実行とも言えるし、言葉がそのまま実現したとも言える。
それに対して良い悪いという論点ではなく、それだけの強力なエネルギーがあるということの象徴だなと感じています。
🍊言葉が力を持たせてくれる
言葉というと思い出すのは、3年ほど前。私は様々なことにがんじがらめで、自分で自分の首を縛っていました。
そんな、自己肯定感も自身も皆無の私の話を聞いてくれた友人からの言葉です。
「言葉を変えましょう。canやcan’tではなく、wantや will。一つ一つの言葉に気を付けてみてください」。
シンプルで、合理的で、いつも前向きで、力強い彼が話す言葉は、常に同様のエネルギーが込められていました。
彼から受け取った言葉は今でも、ふとした時に繰り返しも思い出します。それくらいの影響力をもっている人です。
その影響力も源は「言霊」の力だったんだと今なら分かります。
彼は自分の言葉を普段から丁寧に選んで使っていた。恐らく理想の自分なら何と言うかを考えて。
それを毎日毎日何年間も続けた結果、言葉が彼を変え、彼自身に影響力を持たせたんだ。
🍊思考の前にある「いい気分」
思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
マザーテレサの有名な言葉です。思考はやがて自分の運命にもなる。
選択ひとつで未来が変わる、その行動の大元が思考。
最近、その思考の前…思考を作るのは「気分」と教えてもらいました。
確かに自分の状態が「心地よい気分」でないと「いい思考」は出来づらい。
気分→思考→言葉→行動→習慣→性格…のサイクルとも言えるかもしれません。
🍊言葉を丁寧に
私はというと本当につい最近、ようやく言葉がどれほど重要で、どれほど力を持っているかが体感として分かりました。
何があったわけでもないのですが、こうして日々自分と向き合い旦那さまと言葉を交わし、言葉を書き出している内に気づかされたんだと思います。
言霊の力は偉大で、それはともすれば呪いにもなる。
自分で自分を望む方向へ連れていってくれるし、自分の力を自分で奪うことも出来る。
もちろん、人に対しても。
もっともっと、慎重に。丁寧に。自分の発する言葉は心地よいものに。
一歩一歩、一言一句の積み重ねが自分をつくってくれるんですね。
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